僕の本業は「プロサッカーコーチ(監督)」です。
これまで、日本代表のスタッフから、なでしこリーグ(女子サッカー)のコーチや監督、アメリカ・オーストラリアのトップチームのコーチを務め、各国の代表選手を指導してきました。
INAC神戸レオネッサでは、澤穂希・川澄奈緒美・海堀あゆみなど、2011年女子W杯優勝メンバーを擁するチームを率いて、なでしこ女子サッカーで史上初の4冠(なでしこリーグ、なでしこリーグ杯、皇后杯、国際女子クラブ選手権)を達成することができました。
さらに、アメリカ女子代表キャプテンのCristine Ramponeを擁する米国プロリーグのSky Blruでコーチを日本人として初めて務めさせて頂きました。
彼女たちとも今でも交流を持たせてもらっています。
ただ、僕のキャリアのスタートは、実は「高校の教員」です。
プロ選手経験のない、サッカー部のコーチとして汗を流す、どこにでもいる体育の先生でした。
そんなプロ経験もなく、どこにでもいる体育の先生だった僕が、どうして澤選手や川澄選手のような世界一のサッカー選手を相手に指導者を務めることができたのか。
リーダーとして組織を束ね、結果を出すことができたのか。
その秘密が「Happy First」というコンセプトとメソッドに凝縮されているのです。
そして、このコンセプトとメソッドは、スポーツだけではなく、企業でも生かせます。
今までの社会は「売上の先に社員の幸せ」があり「勝利の先に選手の幸せ」があると信じられていました。
僕は、「社員ひとりひとりの幸せの先に売上」があり、「選手ひとりひとりの幸せ、成長の先に勝利」があると信じています。
人はそれぞれ、生まれもって、ひとりひとりの価値があります。
強み、得意なことや好きなことは、その人だけのものであり、ありのまま認められるべきものです。
「勝利のために、個人を犠牲にする」
「売上のために、社員の幸せを後回しにする」
という「犠牲のマネジメント」と真逆の考え方です。
もちろん、ただ単に「ありのままを認めている”だけ”」では、結果は変わりません。
大事なことは「挑戦」です。
「ありのままを認める」だけでなく、私たちは「挑戦」することで、より多くの喜び、幸せを感じることができると、僕は信じています。
2019年、ラグビーワールドカップで世界を驚かせる活躍をした日本代表のように、「人は、強い相手と戦うとき、その人が持っている本気と、本当の力を発揮する」ことができると思っているからです。 その挑戦は、もしかしたら「小さな変化」かもしれません。
でも、自分を変えようと一歩を踏み出すこと。
何かに挑戦すること自体が素晴らしいことなのです。
ですから、僕が指導するチームや支援する組織では、「ありのまま(Being)を認め合い、挑戦(Doing)を応援しあえる仲間」を目指していきます。
手前味噌ですが、僕が研修や講演をさせていただくと、企業の幹部の方や社員の皆さんは100%といっていいほど、驚くほど元気になり、やる気に火がつきます。
それこそが「結果のために、社員や選手を犠牲を強いるマネジメント」と真逆の考え方と方法論である「Happy First Achivement」がもたらす効果なのです。
「ひとりひとりの幸せを追い求める先に最高の結果がある」
綺麗事のように思われるかもしれません。
ですが、停滞する組織を変わるきっかけを掴み、チームのメンバーや部下の幸せを本気で実現し、
その先にある大きな目標や結果を手にしたい方は、ぜひ興味を持っていただけば嬉しいです。
● GLOBIS(グロービス)
● 日経メディアマーケティング
● ヨコソー株式会社
● トーマツイノベーション
● パナソニック株式会社(Panasonic)
● 北米トヨタ - 社長・副社長MTG (アメリカ・デトロイト)
● 三井物産株式会社
● ホテルレジャーサービス連合 ( 帝国ホテル、ヒルトン、都ホテル、阪急阪神、ANAなど)
● Hiltonグループ
● JR東海
● イオン株式会社
●株式会社マネーフォワード
● 豊田通商株式会社
● NTTデータウェーブ株式会社
● 株式会社アクシス
● 名古屋高校サッカー部アドバイザー
● 高梁市アドバイザー